代表紹介

I am a Rainmaker, Management Consultant, and Artist.

私はレインメーカーであり、経営コンサルタントであり、作家でもあります。

LIFE

レインメーカー

私は面白いくらい雨男で、行く先々で雨が降るのでレインメーカー(雨乞い師)を自認しているのですが、欧米ではレインメーカーを「世界を一変させて大いなる富をもたらす人」という意味でよく使うそうです。「雨乞い師」が天候をがらっと変えて恵みの雨を降らせることから来る用法だそうで、経営コンサルタントとして日本企業を変革し、付加価値を大いに高めることをミッションにしている私は、まさしくレインメーカーと言えましょう。

レインメーカーは祈祷することで雨を降らせますが、心理学者のカール・グスタフ・ユングによると、実際には雨が降ることを祈っているわけではないそうです。レインメーカーは自分自身の内面が調和するように祈る。そうして内面が大いなる自然と同じように完全に調和すると、自分の外面にある自然環境も内面に同調してととのう。バランスを崩していた自然がととのうことで、本来の調和を取り戻し、降るべき雨が降るようになる。ユングによれば、この内面と外面の共時性がレインメーカーのメカニズムだそうです。

私のライフワークは真理の探究です。問いを発することで、個人の真実/物語/パーパスを発見し、人生の旅を再起動しています。何より私自身が自らの真実/物語/パーパスと繋がり、内面を豊かにすることで、仲間と繋がり、ビジネスを通じて世界と繋がり、真価をDis-cover(発見)して、外面の世界に豊かさをもたらしていきます。

私の経営コンサルタントとしてのスタンスは、レインメーカーの在り方そのものです。

WORK

経営コンサルタント

私は新卒以来、グローバルコンサルティングファームで中期経営計画、事業戦略策定から組織改革、人事戦略、M&A戦略、IT戦略、大規模PMOに至るまで幅広いコンサルティング領域に従事してきました。特にリーダーシップ開発、組織開発、事業開発に強みを持っています。

現在はMAP U株式会社代表取締役として、企業のエグゼクティブコーチングや経営コンサルティングに加え、マネジメント層向けのリーダシップ開発や起業家・アーティスト支援、大学におけるキャリア教育等に従事しています。ビジネスパーソンだけでなく、3,000名以上の大学生・高校生を指導してきました。

自社を含めて日米で5社の取締役を兼任しており、経営コンサルティングだけでなく実際に複数の事業会社の経営に携わっています。精密部品製造、加工販売、研修企画運営、不動産販売など、事業領域は多岐にわたっており、設立5年目のベンチャー企業から60年以上の老舗企業に至るまで、多種多様な企業経営に取り組んでいます。

経営コンサルタントとして『ソース原理』(ピーター・カーニック氏)のEnergyと『ティール組織』(フレデリック・ラルー氏)のSynergyを探求していますが、経営者として5社全てをソース原理×ティール組織で運営しているわけではありません。それぞれの企業、経営陣に合った構造Structureを探求しています。

また、経営コンサルタントや経営者としての顔以外に、一般社団法人日本ヨーガ療法学会の認定ヨーガ療法士の顔も持っており、アーサナ(座法)や呼吸法、瞑想指導を通じて、ビジネスパーソンの心身の健康促進に寄与しています。

JOURNEY

作家

大学では文学を専攻し、小説を書いていました。面白い小説を書くために、様々な世界や価値観に触れたいと願い、大学を中退してバックパッカーとして世界中を放浪したり、夜の街でNo.1ホストになったりしていました。日常からかけ離れた非日常経験に面白さを見出していましたが、アフガニスタンで銃を突きつけられたときに、実は日常にこそ面白味があるのではないかと気付き、大学に戻ることにしました。

復学して小説を書いていたあるとき、地方で大きな文学のシンポジウムがありました。「文学の今」について討議される場で、登壇者は私の敬愛する小説家や批評家に編集者、ここでどんなことが語られるんだろうとワクワクしながら地方まで出かけていきました。

そこで語られた「文学の今」は、作家を志していた私にとって、衝撃的なものでした。

「文学は儲からない、今や文学など誰も読んでいなくて、文学の雑誌や書籍などは全く売れない。出版社は文学という文化を維持するために毎年巨額の赤字を垂れ流していて、作家を原稿料で養うために文化財保護活動として文学の雑誌や書籍を出版しており、その活動を支えているのは漫画や芸能ゴシップだ。このままでは文学は廃れる」

一体、彼らは何について語っているのか。彼らがしているのはビジネスの話であって、文学の話では全くない。何故「文学の今」と題してそんなことを滔々と語る必要があるのか。

私は怒りにすら駆られましたが、すぐにあることに気が付きました。まさにこのビジネスの問題こそが「文学の今」として語られるべきことなのではないか。ビジネスを抜きにして、もはや文学は不可能なのではないか。

私は文学を通じて精神的な豊かさを創造することを志していましたが、そのためには経済的な豊かさを同時に創造する必要があると悟りました。自分はまずビジネスのプロフェッショナルになる必要がある。そうだ、経営コンサルタントになろう。

作家になるのはいったんやめにして、経営コンサルタントとして精神的かつ経済的な豊かさを創造すべく、最初の大学入学から10年越しに早稲田大学第一文学部を卒業し、グローバルコンサルティングファームのPwCコンサルティングに就職しました。PwCでは師匠と仲間に恵まれ、ビジネススキルとマインドを大いに培うことが出来ました。その後、デロイトトーマツコンサルティングに転職し、プロジェクトに恵まれてさらにビジネススキルとマインドを磨き込んだ後、経済的な豊かさだけでなく精神的な豊かさも創造すべく、独立してMAP Uを創業しました。

MAP U創業後も師匠、仲間、クライアントの皆様とのご縁に恵まれ、日々学び合いながら精神的な豊かさと経済的な豊かさの両立を探求しています。

さいきん、自分自身の物語を探求し、クライアントの物語を探求してDis-cover(発見)する日々を過ごしながら、小説を書くばかりが作家ではないと気が付きました。経営コンサルタントとして精神的な豊かさと経済的な豊かさを両立する物語を紡ぎ続けている私は、もうすでに作家として生きていました。

作家を志していた私にとって、作家というアイデンティティは本当に特別なものでしたが、アレクサンダー・インチボルド氏の『#Masterpiece』を通じて自己内探求することで、いよいよ作家と名乗って生きることを自分自身に許可しました。作家を志しておきながら12年ものあいだ書いてこなかった小説も、自分自身の真実と向き合って書いていきます。

家庭では妻と一緒にイモリ20匹、ヤモリ3匹、イグアナ1匹を飼育しています。他の動植物もお互いに影響し合って快適に育つ準自然環境(ビバリウム)を作って両爬虫類を飼育するのが大好きです。